日時：７月31日　場所：和光大学ポプリホール鶴川
講師：鈴木智広さん（医療法人社団おおぞら会代表、つばさクリニック院長）
　　 水上直子さん（NTT東日本関東病院）
　　 金子美由紀さん（JR東京総合病院）

　終末期にどのような医療を選択できるのか。医療に携わる3名の方を講師にお迎えしての第3回終活講座は、39名と大勢の参加がありました。
　医師の鈴木さんは、「在宅医療における終末期医療について」をテーマに、具体的な症例の紹介を交えながらのお話をしてくださいました。どこまでの医療が在宅で可能なのか、という話については「明快でためになった」「安心して頼りにできる」等の感想をいただきました。
　看護師の水上さんからは「上手な病院との付き合い方」について、患者の立場に立ってのアドバイスがありました。伝え上手な患者になり賢く病院と付き合うための方法など、ご自身の体験を元にしたお話はとてもわかりやすく、皆さんも大変参考になったようです。
　最後は、看護師の金子さんから、「緩和ケア」についてお話がありました。誰を対象に何を目的としているのか、ご自身が勤務されている病院の緩和ケアについて、詳しく説明をいただきました。
　３人の講師の方々それぞれの現場に即したお話には、「心強く思った。これからも広く充実していくことを願います」との感想もありました。

————————————————————————————————————————–

　自分の終末期を考えるとき、どのような医療を選択できるのか。その指針となる講座です。町田市のクリニックを拠点として、在宅訪問医療に取り組んでいらっしゃる鈴木医師と、病院で看護師として医療現場に携わっていらっしゃる水上さんと黒鵜さんに、それぞれが体験された具体的な事例をお話しいただきます。

 会場までの地図