遺品整理の現場を数多く見てきた講師・屋宜明彦さん（㈱リリーフ）のお話はとにかくリアルでした。「残された家族のためにも事前の片づけを」という指摘はもちろんですが、実は身の周りを整理することが身を守るという意外なお話もありました。高齢

者の家庭内事故死は、交通事故死の２倍！その原因の多くは自宅内での転倒・転落による事故だそうです。自身の事故を防ぐためにも身の周りの整理が必要なのです。
　交流会では、「大事なモノは写真を撮って手を合わせて処分」「ガレージセールをしてタダでもらってもらう」「遺品（価値があるだろうコレクション）は葬儀費用に充ててもらう」など、参加者からの体験談が飛び交い、情報交換もできました。

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　身内を亡くされた方は、遺品の整理に苦労した経験があるのではないでしょうか。今回の講座は、遺品整理の現状を知ることで、「遺品」をたくさん残さないよう、生きているうちに身辺整理を行うことの大切さを学ぶことを目的としています。生前の整理整頓は、家族のためと自身のためになります。また、生前整理と孤立死の意外なつながりなど、遺品整理業者の屋宜さんに現場の体験談や、片づける際のアドバイス「物の整理・心の整理」のお話をしていただきます。