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お知らせ
9月20日2015 UP
井上理事長、国際シンポジウムでの発表報告
みなさんこんにちは!エンディングセンター広報の村上です。
9/11に韓国のソウル市で開催された「For Dying Well and Matured Funeral Culture」という国際シンポジウムにて、井上理事長が発表をしましたので、そのご報告です!
中国、台湾、韓国、日本から、死や葬送分野に関する研究者や実践者が集まり、発表しました。
各国の現状や、献体に関する取り組みについて、チベットの天葬について等の発表があり、井上理事長は「日本の樹木葬における現況と今後ー背景・形態・申込者の実態ー」というテーマで発表をしました。
その後、総合討論という形式で会場からの質疑応答にはいりましたが、中国や韓国よりも早く超高齢化社会を迎えている日本の葬送分野に対する関心からか、井上理事長に対する質問は大変多かったです。
英語、韓国語、日本語の3言語が入り混じるこの国際シンポジウムは、同時通訳があることでスムーズな発表、討論が可能となっており、参加者は画像左の専用の受信機にてそれらを聴講します。
昨年度、エンディングセンターでも樹木葬国際セミナーを開催しましたが、ここまでのシステムは準備できていなかったので、こうした国際会議を運営した側としても大変多くを学ぶことができました。
こうして多くの国の方々が、「より良い死」ということについて考え、取り組んでいることに大変感銘を受けて帰ってまいりました。エンディングセンターも、これからさらに発展的に、「尊厳ある死と葬送を目指す」活動に取り組んでいきたいなと思いました!
以上、ご報告でした。