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お知らせ
12月26日2011 UP
【ご報告】連続講座「エンディングノートを書くためにー」第4回「輝いて生きるための『生前準備』」
■第4回「輝いて生きるための『生前準備』」
12月8日(木)
講師 井上治代(NPO法人エンディングセンター理事長)
10月からスタートし、毎回大勢の参加者にお越しいただいた連続講座のラストは、エンディングセンターの井上理事長です。エンディングセンターの活動の一つである「死後サポート」についての事例を挙げながら、輝いて生きるための生前準備の必要性を説明しました。
生前契約をして、準備をしている方にお話をお聞きすると、「死ぬのは怖くない」とおっしゃるそうです。「本当?」と聞き返しても、「怖くないという気持ちは変わらない」と。その理由は「すべて自分で準備しているから」だそうです。
そして皆さんに共通している、生きていくうえで一番重要なことが、「何かとつながっている」ということ。毎日を楽しみながら生きていると、免疫力が高まっていくようで、実際に余命数カ月と言われていた人も、病気と共存しながら生きていらっしゃるそうです。
死後のことは自分で担えない。したがって誰かに託さなければならない。そこで「子どもがいる、子どもがいない、相続で揉めそうな親族がいる、など家族関係によって、準備も違うはず」とのこと。そういった観点から遺言も公正証書遺言だけでなく、自筆遺言の活用の仕方も自身の事例を挙げて説明されました。
中立な立場で、現場に携わっているからこそ伝えられる生前準備の大切さを教えられました。