お知らせ
3月14日2013 UP
『までいの力』
企画編集「までい」特別編成チーム
SEESD出版 本体2,381円+税
3.11から丸2年、間もなく3回忌を迎えようとしています。
この本には、3.11以前の美しい飯館村の姿があります。原発事故さえなければ、村の一人ひとりが力を合わせて幸せに暮らしていたのに、と思うと本当に怒りと悲しみに襲われます。
「までい」とは、東北地方の方言で、「真手(まで)」という古語が語源といい、転じて手間ひま惜しまず、丁寧に心をこめて、つつましくという意味。「無縁社会×までい=有縁社会」という数式の「までい」に、「エンディングセンター」を入れれば、まさにエンディングセンターがめざすものに当てはまります。暮らしの”質の高さ”や”安心感”は、人と人がつながることで生まれます。
これからめざすべきスローライフの考え方と実践が詰まった本です。3.11を風化させないためにもぜひ、手に取っていただきたいと思います。【東 操】