今回の苑内周辺ツアーは鎌倉古道布田道を入ってすぐ、講師の佐藤さんから上溝桜（ウワミズザクラ）について、「この木は苑内では河津桜に次いで多く、実は漬物にもできるし、熟すと鳥や熊も喜んで食べますよ」とのお話で観察を開始しました。
　今秋は残念なことに草花がとても少なかったのですが、古道途中の畑では農家の方に茗荷の花を見せていただいたりもしました。クヌギとコナラの見分け方を聞きながら思わず子どものようにどんぐり拾いをする光景も。絶滅危惧種のツリガネニンジンは数少ないながらも可愛い姿を見せてくれました。
　今度の春は桜の開花はどうでしょう？春の草花との出会いをお楽しみに。

【参加者の感想】

• 木の名、草花を教えていただきましてありがとうございました。雑草にも一つひとつそれに似合った名前があることに感心しました。（K ・Mさん）
• 自然がそのまま残っている素晴らしい環境で、草花・樹木・土地柄などの適切な説明をいただきました。ここに墓地を決めて本当によかったと感謝いたします。（N夫妻）

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