- Home
- 【東京】講座等の報告
- 【ご報告】連続講座「住職日記ライブ版」 第1回
お知らせ
7月26日2010 UP
【ご報告】連続講座「住職日記ライブ版」 第1回
7月22日「新宿スペースゆい」にて開催
ゲスト:千葉県・真光寺住職 岡本和幸さん
第1回目は千葉県真光寺ご住職 岡本和幸さんに仏教の教えや、真光寺での活動についてお話しいただきました。
非常に密度の濃いお話の中で「人は【業】を背負って生きている。【業】は行動であり、今ある私は過去の積み重ねである。しかし、過去行いを正しい、正しくないと争うのではなく、未来をどのように生きるかが大切」と、【縁起】【因果】【業】の仏教の基本となる教えを、解り易く、ご住職の経験を通してお話頂いたのがとても心に残りました。
真光寺では「上総自然学校」として放棄されて残る谷津田(山の谷間にある段々田んぼ)に手を加え、無農薬のお米を作ったり、田んぼと連なる森林の整備などの活動を通して、地域の里山再生活動に取り組んでいらっしゃいます。
山や谷津田は人の手が入らなくなると、荒廃し、豊かだった湧水も出なくなってしまいます。その谷津田を開墾し、笹刈りなどをすることによって、従来の自然がもどってきたそうです。
豊かな生態系の再生を目的としたこれらの活動も、未来に何を残していくかということにつながります。
ひとしきりご住職様のお話を伺ってから、質疑応答も白熱し「お経の意味は?」「お葬式は何の為にあるのか?」という忌憚のない質問に、率直にお答え頂きました。