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お知らせ
4月1日2010 UP
【ご報告】第5回桜葬メモリアル(合同慰霊祭)
日時:4月3日(土)
桜が結ぶ新しい縁
今年も満開の桜の下、生者と死者、ともに集いました
■プログラム
第1部 フォーラム 「人生の最終章をあったかい空間で」(いずみ会館ホール)
―ナラティブホームという新しい高齢者医療住居の取り組み―
講師 佐藤伸彦さん(医療法人社団ナラティブホームものがたり診療所所長)
聞き手 新谷尚紀さん(国学院大学教授)
第2部 桜葬メモリアル(合同慰霊祭)
メモリアルに寄せる詩 エンディングセンター代表 井上治代
キリスト教の礼拝 日本基督教団鶴川教会牧師 瀬戸英治さん
讃美歌(ヴォーカル 船津絵里さん/ピアノ 中里亜美さん)
仏教の法要 日蓮宗僧侶 望月昌光さん 小川英爾さん
菊池泰啓さん 磯野善秀さん
献奏(サックス 河西麻希さん/ピアノ 中里亜美さん)
献花
第3部 交流会(いずみ会館ホール)
演奏(ギターデュオ 池川兄弟)
晴天に恵まれた4月3日、町田いずみ浄苑にて桜葬メモリアルを開催しました。会員をはじめ、そのご家族、ご友人、マスコミ関係者など総勢300人余が参加しました。
今年は桜葬墓地が4か所に増えたため、霊園のほぼ中央に位置する東屋前にて、全体の合同慰霊祭を行いました。
まず、代表の井上治代が桜葬メモリアルに集う人々への想いを込めた詩「桜の花を待つこころ」を朗読しました。この詩は、「桜の下で生者と死者ともに語ろう」というメモリアルのテーマを表現したもので、エンディングセンターからの宗教色のないメッセージともいえます。
続いて、瀬戸英治牧師の司式・説教によるキリスト教の礼拝が行われました。讃美歌合唱ではソプラノとピアノの生演奏があり、苑内に美しい歌声が響きわたりました。
仏教の法要は、第1回目のメモリアルから参加いただいている望月昌光さんに導師をお願いしました。来場の言葉・読経(自我偈)・慰霊の言葉(回向文)と仏式次第が続いた後、4人の僧侶が読経しながら散華行道を行いました。散華行道とは、蓮花を模した色紙を撒いて供養するものです。木立、En21、木の精・木もれ陽エリア、風の旅人・杜の家族エリアと4ヵ所を順に回りながら、各墓所に僧侶が1人ずつ残り、墓前での読経をします。参加者はそれぞれご縁のある墓所に向かい、僧侶とともに散華をしました。
今年は参加者全員に花束をお渡ししたので、サックスとピアノの献奏が流れる中、みなさんそれぞれの墓前に献花しました。暖かな春の日差しと満開の桜、散華の色紙と献花の花、美しい風景の下、生者と死者との間に穏やかな時間が流れたように感じることができました。