桜葬慰霊祭（合同慰霊祭）　~第６回桜葬メモリアルに替えて~

例年のようにメモリアル開催準備をしていたところ、大震災が発生しました。ここ東京でも余震が続き、計画停電などで交通網も乱れていましたので、理事会・事務局ではどのようにするべきかを検討いたしました。その結果、遠方からおいでになる方のご不便や、大勢の方にお集まりいただくことの危険性などを勘案して、団体行事としての実施は見送ることにしました。
　ただし、エンディングセンターの理事・スタッフが協力して「桜葬慰霊祭」として合同慰霊祭の法要を行いました。
　すでに参加費を振り込んでいた方には、お預かりしていた参加費をどのようにするかをお手紙にて問い合わせをいたしました。問い合わせ内容は、「桜葬慰霊祭」に自分の判断と責任のもとで参加する、参加しない。参加しない場合は、返金する、当日の経費に寄付する、代理参拝・代理献灯にするなど、細かくお聞きしました。
　その結果、当日の参加者は１６０名を超え、代理参拝・代理献灯はのべ18名、ご寄付は22名を数えました。代理参拝・代理献灯とは、エンディングセンターのスタッフが慰霊祭に立ち会い、申込者の墓前に献花や献灯をすることを指します。その方たちには、後日墓前のお写真と、苑内の桜を押し花にしたものをお送りいたしました。ご寄付をしてくださった方にも、同様のものをお送りいたしました。
　代理参拝・代理献灯は初めての試みでしたが、ご好評の声をいただいていますので、来年のメモリアルの参加方法に加えることも今後の課題にしたいと考えております。

日時：2011年4月3日(日)
場所：町田いずみ浄苑　いずみ会館　　
　　　エンディングセンター桜葬墓地

プログラム
　　・無宗教の追悼
　　・キリスト教の礼拝
　　・仏教の法要